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今日は9月10日土曜日、秋晴れの空に心地よく頬を通り抜けて行く風が私を小走りに学校へ向かわせ、頭の中は1日だけの弥生野祭。
昨日展示した写真展「足立高校100年の歩み」の写真が壁から落ちてないか心配で、早く学校に行って確認しなくてはと気ばかりが焦り、学校がいつもより遠く感じました。
学校に着くと、すれ違う生徒たちはすでに衣装を付けたり、グループで楽しそうに作業をしてたりと、お祭り気分いっぱいです。
同窓会の会場は1階の視聴覚室です。案の定、展示した写真はノリが効かず殆ど落ちていたので直ぐ貼り直し、なんとか見栄え良く会場は出来上がりました。
本当はここからが本番で、もう1つの出し物、12:30~14:00のミニギターコンサートのチラシ配りがあるのです。出演者は、同窓生でプロギタリストの小川さん(21期)とアマチュアの中里さん(22期)です。
校内中を宣伝しながら回り、生徒さんたちにチラシを200枚以上配ったのですが、参加して下さったのは先生と生徒の数十名でした。しかしながら参加してくれた生徒たちにとって二人の微妙な指のテクニックなど臨場感のある演奏は、心に残ったに違いないと思っています。
コロナ禍のため、弥生野祭に同窓会が参加するのは3年振りです。今回のように学校との関わりを多く持つことは、同窓会と学校および在校生との関係を深めていく一歩に繋がるのではと考えさせられました。
生徒たちは、コロナ禍で予定してた沢山のことが中止や縮小になり不完全燃焼が続き、青春真っ只中で有りながらみなぎるパワーを爆発できないもどかしさをいつも感じていたと思います。そんな気持ちを吹き飛ばすように校舎全体に鳴り響くバンド演奏や、今日だけは弾けたい大声や、楽しみたい笑い声や、ウキウキしている雰囲気など全てが希望に満ちているように思えました。
今回の弥生野祭はコロナ禍対応のために1日だけ、しかも、お父さん、お母さん、お友達も呼べない先生と在校生だけのお祭りでした。来年こそ創立100周年とともに弥生野祭もいつもの様に2日間、校舎も校庭もたっぷり使ってお客様もお招きして、晴れ晴れとした気持ちで迎えられるよう願っています。
【生徒さんたちに配った同窓会コーナーの案内チラシ】 |
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【ギターコンサート風景】 |
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【写真展「足立高校100年の歩み」での展示写真の一部】 |
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